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ワカメ・メカブの養殖、その手順や流れをまとめてみました

 

寒くなってきましたね〜、

今年もワカメの種はさみの時期がやってきました。

 

そこで、

過去の記事を時系列にワカメの養殖作業をまとめてみました。

 

 

ワカメの種はさみ、その手順や流れ


 

ワカメの種、届いています。

 

このワカメの種は宮城県塩釜から届いたものです。 鉄の枠に1mmぐらいの紐がぐるぐる巻きにされ、 そこに芽が出たばかりのワカメがびっしりついています。

 

ワカメの種、のし方作業について

 

ワカメの種ののし方、と言われても普通はピンときませんよね。 前回のブログで書いたワカメの種なんですが、 あの状態のままだと良くありません。 成長を促すために枠にぐるぐる巻かれていたものをほどいて、 海面にのばして張る作業をしないといけません。 これをワカメの種ののし方、と呼んでいます。

 

ワカメの種はさみ始まりました

 

前回ワカメの種ののし方について書きましたが、 今回はその次の作業にあたる「ワカメの種はさみ」について。 最近めっきり寒くなり、そうなるとワカメの時期が本格的に来るな~ と、ちょっと憂鬱になります。 うーん、そんな漁師は俺だけかな? まあ気持ちを引き締めないといけない時期です! さてさて、ワカメの種はさみについて

ワカメの成長と刈り取り


 

ついで、と言ったらなんですが、

ワカメの種はさみ後の成長から刈り取りまでの記事もまとめときます。

 

 

 

ワカメ、順調に成長しております

 

ちょっと目を離した隙にだいぶ成長してました! 「ワカメの種はさみ」をしてから一ヶ月半ぐらいなんですが、 こんなにおがって(育って)ます。 ビックリですよね! 私も改めて驚いております。

 

メカブがひょっこり出ておりました

 

養殖ワカメ、まずまず成長してます。 根元からメカブが出て来てました。 ひらひらしてるのがメカブです。 意外と知らない人が多いのですが、 ワカメとメカブは同じものから出ているのです。 そして色も茶色なんですね。 スーパーで売られているものは刻んでボイルしたものなので 緑色なんですが、

 

ワカメの芽がいっぱい出すぎてもいけないのです

 

前回、ポツポツとメカブが出て来ていると書きました。 でも場所によっては全然出てないころもあります。 原因はいろいろあるんですが、 その一つが芽の出すぎ、密植ですね。 根っこ一つに対してワカメの芽の数が多すぎると お互いの成長を阻害してしまうんです。 特にメカブは根元に出るものなので、 密集していると成長どころか出て来てもくれません。

 

ワカメ、メカブの刈り取り始まりました

 

先週からワカメ刈りが始まっております。 全体的に、まだメカブは小さいかなって感じですが、 大きいところを選んで刈り取りしてます。 ワカメは成長したもので2メートルぐらいに! ほんとあっという間に伸びます!! 

 

メカブの削ぎ方、メカブカッターなるものを使ってメカブと茎にわけていきます

 

刈り取りが始まったワカメ、メカブ。 そのメカブについて出荷までの一仕事、 メカブの削ぎ方について。

今後も、

リアルタイムの記事をちょこちょこ載せて行く予定なので、

たまにのぞいてみてください。

 

 

それでは今日はこの辺で。