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水彩画で海藻を描く。塗りつぶしたりとってみたり試行錯誤、その方法と過程

 

私が描いている海藻シリーズ。

これについて書いた記事はこちら

「南三陸町の風景」を描く。モチーフに海藻を選び、展開していくお話

 

 

その中の「ハートに切り取ったウスバアオノリ」について。

 

水彩画としてはちょっと変わった描き方をしたので、

自分にとっての備忘録もかねて少し書きます。

まず、

下地に鮮やかな色を適当に塗りました。

 

少し厚めに絵の具をのせました。

 

乾いたら

その上に色々な色(確か青、緑、茶色あたり)を混ぜて作った、

黒に近い色を厚めに(ちょっと盛り上がるぐらい)塗ります。

 

そして

水を含ませた筆で絵の具をとっていきます。

 

 

スクラッチという技法の応用です。

 

クレヨンで色を塗って

その上から黒を塗り、

爪楊枝などで引っ掻いて描く技法のことです。

 

これを水彩画なりにできないかな〜と思い、

今回こんな感じで描いてみたのです。

どんどん絵の具をとっていきます。

 

この感覚は油絵の具を使っているときに近いですね。

 

水彩画なんですが、

画材にとらわれないで手を動かしてみました。

 

なんか解放された気分で楽しかったです。

絵の具をとってばかりだと何もなくなっちゃうので、

今度は絵の具をのっけていきます。

 

細い筆でちょこちょこと、

光が当たっているのを意識しながら描き込んでいきます。

 

今回、

こういう描き方をしてみようと思ったのは、

岸壁に生えた海藻が光を浴びて美しかったから。

 

それを表現するには

黒い下地から描いていったほうがいいように感じたのです。

 

クレヨンを使ったスクラッチや

油絵の具を使っていた経験をもとに、

 

水彩画でも面白い表現ができるのでは、

と思ったのです。

 

あとはもう

絵の具をとったりつけたり。

 

苔のように生えた海藻を、

一本一本描いていきます。

また絵の具をとり、

下地の鮮やかな色も使いつつ、

 

光が当たってキラキラしている様子を描いていきます。

 

最後に白でハイライトを入れて完成です。

 

こうして続けてみると、

じわじわ生えてきたようで面白いですね。

自分で言うのもなんですが。

 

でも半年以上前に描いた絵なので、

細かいところは結構忘れてしまってました。

何色を混ぜたとか。

 

もうちょっと新鮮なうちに書き残したほうが良さそうです。

 

 

それでは今日はこの辺で。