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似顔絵過去作品から、私なりに似顔絵の秘訣をつかんだ作品なのかな?

似顔絵展は終了しましたが、

似顔絵過去作品からシリーズは続けていこうと思います。

 

自分の事を探るきっかけにもなりますし、

今回のように忘れかけてた秘訣を確認する機会にもなります。

 

さてさて、

その秘訣、最初に気付いたのは又吉直樹さんを描いたときでした。

もともと好きな芸人さんでしたが芥川賞を受賞した時期に描きました。

 

描き始めは何の意識もせずにさらさらっと筆を動かしたら、

ものすごい男前の又吉さんになっちゃいました。

 

又吉さん基本的に男前なんだ!と気付かされたんですが、

いまいち似てこない。なんでだろう?

 

そこから目や口元を少しづつ斜めにしたり

歪め始めたらどんどん似てきたんですね!

いや~発見でした。

 

デッサンの勉強をしていた学生時代、

人物を描くときに「目は、左右違う物だと思って描け」

と言われたことを思い出しました。

 

やっぱりよく見ると、

だいたいどんな人でも左右の目が微妙に違うんですよね。

 

これは似顔絵でも重要で、いやむしろ似顔絵の方が重要で、

目だけでなく口やほかの部分でも左右対称と思わないで、

しっかり描き分けることがその人に似せることへ繋がるんですね。

あときっとその辺が一人一人、

その人だけの表情にもなっているんでしょうね。

 

私なりの似顔絵の秘訣!

「その人の歪みをとらえろ」

です。

 

あれ、なんか言い方が悪いかな。

まあでもそういうことです。

ではまた!