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ワカメ養殖の繁忙期が終わったと思ったら、新型コロナウイルスで世の中が変わっていた

 

2月の中旬から5月の上旬まで、

 

ワカメ、メカブ養殖の書き入れ時で、

一年で最も忙しい時期になります。

 

海と家を往復する生活で、もともと人に会う機会もあまりなく、

「自粛生活」と言っても特に何かを意識することも少なかったのです。

 

世の中のニュースも頭に入ってはいたのですが、

ちゃんと気に留める余裕がありませんでした。

 

それは、運よく普通に仕事が出来ていたからなんでしょうが…

 

 

ワカメ、メカブ養殖への影響


 

飲食店のように、

すぐにはコロナウイルスの影響は現れませんでした。

 

「大変な事になってきてるな。」

と、頭では思っていても

いまいち実感することは無く、

普通に仕事をしておりました。

 

 

しかし、

4月下旬ワカメ、メカブ刈りも後半に差し掛かかった頃、

メカブの値段がガタッと下がります。

 

コロナウイルスだけが原因というわけではなさそうですが、

確実に影響していると思います。

 

考えてみれば当たり前のことですよね。

飲食店が営業していなければ、食品が売れなくなるのは。

 

そこで初めて、

「仕事がなくなるかも。」

「お金を稼げなくなるのか。」

「生活どうしよう。」

と、不安が一気に押し寄せてきました。

 

ようやく鈍感な私も、

世の中の変化を実感したのです。

 

 

幸い、

メカブの値段は下がりつつも最後まで刈りきり、

買ってもらう事が出来て、とりあえず一安心しているところですが、

 

「来年はどうなっているのか。」

「そもそも世の中はどうなってしまうのか。」

 

不安は残ったままですね。

 

 

 

まあ今は体を休めつつ、家でじっとしています。

そして、じっくり絵を描いたりしていくつもりです。

 

 

ワカメの仕事に追われている時は、

「あー!早く終わらせて家にこもって絵を描きたい!!」

と思っていたのですが、

 

まさか半強制的に家にいなければならない状態になるとは。

数ヶ月前には想像できませんでした。

 

 

 

志村けんさん


 

遅ればせながら、新型コロナウイルスで亡くなった、

志村けんさんのご冥福をお祈りします。

 

 

「8時だヨ!全員集合」を見て子供時代を過ごした私としては、

志村けんさんは笑いの原点。

 

「志村けんのだいじょうぶだぁ」

で初めて変なおじさんを見た時の衝撃は今でも忘れません。

 

もう、ほんと笑いました。

 

これがなければ、

まだまだ御活躍されていたと思うと、

残念です。

 

 

それでは今日はこの辺で。